立川競輪のFⅠ「HPCJC杯」は24日に最終日を迎える。12RのS級決勝は太田海也(25=岡山)VS山崎賢人(32=長崎)のナショナル対決に注目が集まる。
決勝メンバーは太田と山崎のほかが北日本3人と和歌山の2人という構成。山崎と太田でナショナルライン形成という選択肢もあったが、それぞれ迷うことなく「自力で」とコメントした。
山崎は「自分も(九州の自力選手として)やってきたものがあるし、ここで並ぶ理由がない。しっかり力勝負をしたいと思います」と語り、太田も「賢人さんとラインを組みたい気持ちはもちろんあるけど、それは誰も求めていないと思うので。自分も自力で精いっぱい頑張りたい」と胸の内を明かした。
両者の競輪での対戦は2023年の西武園オールスター最終日以来。その時は中団で被っていた山崎を尻目に、太田が逃げ切りを決めている。単騎同士となった今回は果たしてどちらに軍配が上がるのか。