卓球男子でパリ五輪代表の戸上隼輔(井村屋グループ)が〝欧州色〟に染まっている。
現在はドイツ1部のオクセンハウゼンに所属し、チームのアパートで生活。朝食は毎日自分でつくっており「トーストに目玉焼き、ベーコン、ウインナー、ヨーロピアンスタイルでやらしてもらっている」とニヤリ。ただ、目玉焼きは「半熟という、卵かけご飯ぐらいとろっといきたい」というが「海外の卵って危ないと聞くので、だかちちょっと焼いて、割ったら黄身がちょっとだらっと出てくるぐらいの固さにしている」と笑いを誘った。
プレー面でも「卓球の引き出しが増えた」と手応えを感じており、初陣となった全日本選手権(23日、東京体育館)の4回戦では増本時祥(愛媛銀行)に4―0と快勝。「1週間前にドイツから戻ってきて、時差はかなり不安だったけど、状態良く練習もできた。久しぶりに東京体育館での試合だったが、いいコンディションできた」と声を弾ませた。
ただ、趣味のプロレス観戦については「最近は1.4の東京ドームしかちょっと見れていない」と苦笑い。それでも卓球面では着実に進化を遂げているようだ。