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フジ・メディアHDの金光社長 27日のフジ会見は「オープンにやる」「信頼回復が急務」

東スポWEB 2025年1月23日 19時42分

フジテレビを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングス(HD)の金光修社長が23日、都内で緊急会見を開催。フジの「Live News イット!」(月~金曜午後3時45分)をはじめ、他局のニュース番組でも生中継された。

昨年12月、中居正広の女性トラブルが報じられた。局員の関与も指摘されたほか、1月17日に港浩一社長が行った会見も、一部メディアに限定した閉鎖的な体裁を取ったことで批判が集中していた。

この日、フジ・メディアHDとフジテレビが臨時取締役会を開き、第三者委員会の設置を決定。27日午後に記者会見することを発表した。

その後、金光社長が東京・台場の同局で緊急会見。27日の会見について「信頼の回復が急務。前回(17日)の記者会見とはまったく違った形で開くと聞いている。オープンにやるということです」と明かした。

改めて会見開催を決めた理由を聞かれ、金光社長は「今、フジテレビは信頼を失っていますから。スポンサーもそう。社員もそう、一般の視聴者も。信頼回復が急務だと思っておりますので、第三者委員会を開くことだけがソリューション(解決)だと思っていません。できる限り、その対策をしなければいけない中での会見を開くに至ったと思います」と説明した。

第三者委員会は日本弁護士連合会のガイドライン(指針)に基づき、竹内朗弁護士を委員長に据え、五味祐子、寺田昌弘両弁護士が委員を務める。3月末をめどに調査報告書を提出する予定で、「12~20人くらいの弁護士が稼働し調査にあたる」とした。

17日のフジ・港社長の会見では「外部の弁護士を入れた調査委員会」としていたが、金光社長は「親会社として、(フジの)会見の傍ら、どういう調査をすべきか水面下で探っていた。第三者委員会も選択肢にあったが、決定していなかったので言えなかった」と説明した。

なお、中居正広の芸能界引退について聞かれると、「すみません。私その情報は知りません。そういうことがあったんですね。ずっと取締役会の作業をしていたので、その情報は入ってないです」と話した。

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