フジテレビは２３日の午後５時３０分から、芸能界を引退した中居正広の女性トラブルに関する一連の問題について、同局内で「社員説明会」を開催。同局系ニュース番組「Ｌｉｖｅ Ｎｅｗｓ イット！」（午後３時４５分）で、その模様を伝えた。
嘉納修治会長と港浩一社長が出席。５００人以上が集まり、オンラインで説明会を視聴した局員もいたという。
嘉納会長は「まず皆さんに謝らせてください。港社長と２人の判断などいろいろ至らなかったところがある。業務上に支障が出ていること、視聴者の皆さま、取引先、クライアント、出演者、取材先、ロケ先にいろんな影響とご心配をおかけしたと思う。心からおわびしたい」などと社員に向けて謝罪した。
嘉納会長の後、港会長も謝罪。「その件についてのご説明と質問になるべくお答えして、皆さんのご意見も伺ってこれから会社が信頼回復に向かっていくために大きな力にしたい」と説明したという。
また、１７日の会見についてメディアを限定し、映像撮影も許可せず「閉鎖的会見」をしたことについて、港社長は「ネットメディアなどを入れると多くなり、不規則発言も出ることや女性のプライバシーを侵害する恐れがあった」と説明。批判が起きたことに「マスメディアのくせに、なぜカメラも入れないでやるんだ、と。もう本当に言われてみれば、その通りです。報道の立場であり得ないことをした。深く反省している」と謝罪。「（会見が）終わって失敗したと思った」「時間ない中で慣れている定例社長会見を前倒しでやる立て付けでやってしまった」と答えたという。