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維新・前原共同代表 教育無償化と社会保険料引き下げに意欲「予算の修正を求める大きな道筋を」

東スポWEB 2025年1月23日 20時17分

日本維新の会(前原誠司共同代表)は23日、国会内で両院議員総会を開催。前原氏は24日に招集される通常国会や今夏の参議院選挙などについて言及した。

昨年12月の大阪府知事の吉村洋文氏が新代表に就任したことを受け、共同代表に選出された前原氏は、通常国会を初めて迎えることになる。

「明日から150日間の通常国会が始まります。その後には、参院選挙が行われます。われわれにとってこの国会は、(有権者からの)支持が伸びるのか、伸びないのかという大変、大きな分かれ目の国会だと私は思っています。存在意義をしっかり示す国会にしなければならないと考えております」と出席した国会議員たちに語りかけた。

衆議院では自民、公明両党による与党が過半数割れの状態。立憲民主党や国民民主党などの野党がまとまれば、与党を追い込むことができる。

「(与党は)どこかの政党が協力しなければ予算も通りませんし、1本の法案も通らない状況であります。国民生活を考えた時に、われわれは何に重きを置いて与党に対峙するかが今以上に求められています。教育の無償化、社会保険料を下げるこの2つを、まずはしっかりと国会の中でわれわれの問題意識を示し、予算の修正を求める大きな道筋を描いていきたい」と前原氏は意欲を示した。

同党は参院選に向けて野党間予備選の実施を提案。このプランは32ある1人区で野党候補を1人に絞り込み、与党と野党候補の直接バトルの構図に持ち込むのが狙いであるという。

前原氏は「複数区は切磋琢磨でしっかりと野党間で戦う。しかし32ある1人区は野合ではなく、選挙協力ではなくて(野党間で)1本化をしていくという吉村代表の方針のもとで予備選挙の仕組みを作りました」と説明した。

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