新日本プロレス23日の後楽園ホール大会で、内藤哲也(42)と高橋ヒロム(35)の師弟タッグに頼もしい(?)新兵器が誕生した。
内藤とヒロムはシリーズ最終戦の2月11日大阪大会で、IWGPタッグ王者のヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)に挑戦する。もっとも米国・AEW所属の王者組はシリーズには参戦しておらず、前哨戦は組まれていない。この日の大会では辻陽太、鷹木信悟、BUSHIと組んでゲイブ・キッド&ドリラ・モロニ―&クラーク・コナーズ&石森太二&外道との10人タッグ戦に臨んだ。
試合はBUSHIが外道をファブルで仕留めて、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに凱歌。その中で2人が手ごたえをつかんでいるのが、2人が同時に両腕を相手にヒットさせる、タッグマッチでよくかわされるのを見る連係技だ。内藤が「かなり高確率で決まっているよ」と豪語すれば、ヒロムは「これは全世界のプロレス界に革命を起こしたんじゃないかと思いますね。たぶんね、これに名前存在しないと思うんですよ」と主張し、2人で同技の名前を考案したことを明かした。
その名前というのがスペイン語で「物干し竿」を意味する「テンデデロ」。内藤は「このテンデデロで俺とヒロムはIWGPタッグ王座を取りますよ。ヤングバックスを倒しますよ。これは本気だからね。確かにこれ以外にも使うかもしれない、技は。ただこのテンデデロを軸にしてヤングバックスを倒す。そしてIWGPタッグを取りますよ」と自信をのぞかせていたが、果たして――。