巨人のプロ5年目・中山礼都内野手(22)が23日、ジャイアンツ球場で自主トレに臨み、ノックやキャッチボールをして汗を流した。
昨シーズンは32試合に出場し、打率3割1分8厘、得点圏打率3割とキャリアハイの成績を残した。ポストシーズンでも活躍。3連敗で迎えた10月19日のCSファイナルステージ第4戦DeNA戦で「7番・二塁」で先発出場すると、5回に先制ソロを放ち勝利に導いた。
シーズン後半にかけて打撃の調子を上げた中山は、「今までは、まずオフシーズンに入って、『今年の打ち方どうだったかな。どこを変えたらいいかな』とか考えながらやっていた」とこれまでのオフを振り返ると「(昨シーズン)後半からずっと良くて、打席に立ってる感覚もすごい良かったので、打ち方は今までと変えずにっていうふうにバシッと決めることができた」と明かした。
キャンプは2年連続で一軍スタート。今オフは地元・名古屋で父親とマンツーマンで自主トレに励み、毎日納得のいくまでバットを振り続けた。「質より量」の練習を重視した分、筋力も打撃もレベルアップした。「オフシーズンにかけて、しっかり打てているので、まずは量をこなしながらやっていきたいなと思います」と意気込んだ。
巨人のし烈な内野手争いに向けて量をこなし、存在感をアピールすることはできるか。