Infoseek 楽天

英俳優ベネディクト・カンバーバッチ 武装集団に「誘拐」「監禁」された過去を激白

東スポWEB 2025年1月24日 5時6分

英俳優ベネディクト・カンバーバッチ(48)が武装した男たちに何時間も誘拐・監禁された経験を告白した。米誌バラエティが先日、報じた。

20年前、南アフリカでBBCのミニシリーズ「トゥ・ジ・エンズ・オブ・ジ・アース」の撮影をしていた。遠出中にタイヤがパンクし、カンバーバッチと友人たちは道路脇に追いやられた。

車を止められた際、武装した6人の男に襲われ、拉致され、車の後部座席に押し込まれ、監禁された。男たちは何時間も運転して連れ回した後、カンバーバッチらを車から降ろし、縛り上げて、地面に座らせた。処刑される危険を感じたが、男たちは現場から逃走したという。

カンバーバッチは、自分たちは傷つけられなかったが、この経験が彼を永遠に変えてしまったと説明した。

「あの出来事は私に時間感覚を与えてくれましたが、必ずしも良いものではありませんでした。普通ではない人生を送りたくてたまらなくなり、今でもその焦りと戦っています」

そして、余暇にはスカイダイビングやエクストリームスポーツを楽しむアドレナリン中毒者になった。

「臨死体験がすべてを加速させました。『ああ、そうだ、いつ死んでもおかしくない』と思いました。私は飛行機から飛び降りたり、あらゆる危険を冒したりしていました。しかし、その時点では両親以外には本当の意味での扶養家族はいませんでした」

いまやカンバーバッチは妻のソフィー・ハンターとの間に3人の子供がいる父親で、子供たちの誕生によってスリルを求める自分の姿勢が変わったという。

「子供を持つことで冷静になれるんです。私は崖の端を見ました。崖の下にあるものに安心し、それが私たちの物語の終わりだと受け入れました」と話している。

この記事の関連ニュース