ついに海外進出も視野? 女子プロレスラー・Sareee(28)の自主興行「Sareee―ISM」が好調だ。
2023年5月にスタートした同興行は23日の新宿フェイス大会で6回目を迎えた。Sareeeはメインで来年4月に引退を控える里村明衣子(45=センダイガールズ)と対戦。デビュー戦の相手でもある里村と最後の一騎打ちを行い、激闘の末にスコーピオライジングで惜敗した。
会場は大盛況だった。598人が詰めかける超満員札止め。Sareeeは「こういう素晴らしい大会ができているのは参戦してくださる選手のみなさんのおかげです。私が求めている女子プロレスをしっかりみんなが見せてくれているので」と感謝を口にする。この好調さを踏まえ「こうしてコツコツ新宿フェイスを満員にして、その先にもっと大きい所でもやりたいっていうのはあります」と野心を口にする。
20年から3年「サレイ」としてWWE・NXTに参戦していたこともあって大会の配信では海外ファンからのアクセスも多い。それを証明するように、米プロレス情報サイト「WrestlePurists」で行われた「ブッカー・オブ・ザ・イヤー」の投票でSareeeは、なんとWWEの現場責任者・トリプルHに続く2位となった。そんな北米での注目度に「すごいうれしいし将来的にアメリカで開催したいです。WWEのサレイじゃないSareeeを見せたいっていうのはあるので」と拳を握った。
女子プロレス大賞を獲得してなお勢いを増すSareeeに注目だ。