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【中日】ドラ1・金丸夢斗〝二軍スタート〟が歓迎される理由 落合二軍監督の指導に期待高まる

東スポWEB 2025年1月24日 6時6分

中日のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗投手(21=関西大)の調整が順調に進んでいる。昨年、腰を痛めたこともあって沖縄キャンプは二軍スタートとなったが「(腰の)状態が良くなってきているので、少しずつ上げていってキャンプを迎えたいと思っています」と不安はない。

ナゴヤ球場で行われている新人合同自主トレでもキャッチボールでは力が入った球を投げ込んでおり、23日の練習を見守った松永スカウト部長も「順調だと思います。自分の感覚的にいいから徐々に上げていっていると思う」と安堵の表情を浮かべた。

金丸の二軍キャンプスタートについては井上監督もギリギリまで迷っていたが、この決断にはチーム関係者やOBから賛成の声ばかり。というのも、二軍で指揮を執るのが落合二軍監督だからだ。「落合二軍監督はそういう状態が分かっている。ケガについて経験のある人がアドバイスするのがいい」とチーム内で言われている。

1991年のドラフト会議で中日から1位指名された落合二軍監督だが、大学4年生の時に右ヒジを骨折。プロ入り早々、右ヒジにサファイアを埋め込む大手術を行い、1年目は春季キャンプに参加することもできなかった。それだけに当時を知るOBの一人は「落合二軍監督は最初に無理しなかったことが、その後のリリーフとしての活躍につながっている。金丸もしっかり治すことが何より大事」とみている。

「最終的には日本一の投手になりたい」というのが金丸の目標。まずは落合二軍監督のもとでプロで通用する体づくりに打ち込む。

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