阪神・才木浩人投手(26)が、23日に兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で自主トレを公開。キャッチボールやランメニュー、トレーニングに取り組み、「ここまですごく順調ですし、体もいい感じできています」と笑顔で汗をぬぐった。
昨季はチーム最多の13勝を挙げて、一躍エースの座に登り詰めた右腕。さらに、今季の女性ファン向けイベント「TORACO DAY 2025」のポスターでは、近本、中野を凌ぐ写真の大きさで掲載されるなど、まさに〝球団の顔〟となりつつある。
それでも、「ちゃんと投げたのは去年ぐらいなんで、まだまだ球団の顔って言われるほど活躍してないので…」と謙遜しながら、「そう言ってもらえるように頑張りたいですし。大山さん、近本さん、岩崎さんとか、そういう先輩方もいるんで。負けないように、タイガースの一員としてチームを引っ張っていけるように頑張りたいです」と言葉に力を込めた。
タイガースの顔となるためには、シーズンを通してコンディションを整え、成績を残すことが必要不可欠。昨季は8月以降に調子を落としたこともあり、「(今季は)トレーニングのメニューも変えようと思っています。食事、睡眠、入浴の時間もリカバリーにあてられると思うので、しっかりやっていきたいです」と対策を講じながら、シーズンを乗り切る構えを明かした。
その上で、プロ9年目となる来シーズンに向け、「タイトルは全部取るつもりでいますし。去年は160イニング投げることができたので、それを継続することが最低限の目標です」と力強く語っていた。