〝モンスター〟はいくら稼ぐのか。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)は24日に金芸俊(キム・イェジュン=32、韓国)と東京・有明アリーナで対戦する。
スペイン紙「マルカ」は「ブックメーカーのオッズは井上の50対1で圧倒的な人気を誇っている」とし「4つのベルトをかけて金と対戦する井上は、その素晴らしい技術、経験、そして驚異的なパンチ力を駆使し、それ(ジャイアントキリング)が起きないように全力を尽くすだろう」と報道。他の海外メディアも井上と、金の間には「大きな実力差がある」と報じていた。
井上の圧倒的な勝利が予想される中〝ファイトマネー〟も注目を集めている。海外サイト「TotalSportal」によると、井上はこの試合で賞金総額の70%にあたる150万ドル(約2億3000万円)を保障されているという。またプロモーターのトップランク社が権利を持つペイパービュー(PPV)の売り上げ70%が加算されるが、契約数が75万件に達した場合、井上は700万ドル(約10億9000万円)という驚異的な金額に手にすることになる。
一方、金は賞金総額の30%となる50万ドル(約7800万円)に加えてPPV売り上げの30%で120万ドル(約1億9000万円)になる可能性があると指摘していた。