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大谷翔平を裏切った水原一平被告の供述判明「低賃金」「犬を動物病院やトリミングに連れていく」

東スポWEB 2025年1月24日 16時12分

ドジャース・大谷翔平投手(30)の口座から1700万ドル(約26億3500万円)を不正送金したとして、銀行詐欺罪と虚偽の納税申告で米検察から大谷への約26億円の賠償金と4年9月の禁錮刑を求刑された元通訳の水原一平被告(40)の最新情報が明らかになった。

米メディア「ジ・アスレチック」は23日(日本時間24日)、水原被告の生々しい供述調書を掲載。「水原はギャンブル依存症と後悔を理由に18か月の懲役を求めた。水原は『著しく低賃金』で『24時間365日待機』だったとし『ギャンブルをしているときだけ人生に希望を見いだせた』と書かれている」とした。

「低賃金」について同被告は「エンゼルスでの最初の年俸は8万ドル(約1240万円)。2022年には25万ドル(約3875万円)に増額され、大谷がドジャースに移籍すると、給与は50万ドル(約7750万円)に倍増した」と供述。さらに大谷個人からも別途報酬が渡されており、ポルシェ・カイエンも贈られていたという。

それでも水原被告は「24時間いつでも対応可能」な状態で働いており、「著しく低賃金だった」と主張。さらに1年契約だったので、給与の増額を要求して解雇されるリスクを負いたくなかったとの言葉を引用した。

さらに通訳業務以外にマネジャーも兼務していたとして「犬を動物病院やトリミングに連れていく」など、さまざまな雑務をこなしており、休みは「年末年始に4日ほど連続で休むことが唯一の長期休暇でした。それ以外では、妻と過ごす時間をほとんど取れませんでした」との訴えを掲載した。

それでも最後に水原被告は「彼(=大谷)の信頼を裏切ったことについて、心からお詫び申し上げます」と謝罪の意を示した。判決は2月6日に下される。

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