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【F1】角田裕毅 英メディア選出ランク12位の低評価「2軍で5年目シーズンを迎え同情」

東スポWEB 2025年1月24日 18時42分

F1レーシングブルズの角田裕毅(24)が、英メディア選出の昨季ドライバーズランキングで12位と低評価にとどまった。

角田は昨季強烈なパフォーマンスで入賞回数を伸ばす一方で、浮き沈みも激しかった。一時は親グループであるレッドブルの昇格候補に挙がったが、同僚のリアム・ローソンが昇格して無念の落選となった。

評価が分かれる状況で、英メディア「レースファンズ」が昨季のパフォーマンスを評定した「2024年F1ドライバーランキング」を発表。角田は12位にとどまった。

まず同メディアは「トップチームに加わる最高のチャンスを逃したことを知りながら、レッドブルの2軍で5年目のシーズンを迎える角田裕毅に同情を感じないのは難しい」とズバリ。フルシーズン戦ったことがない後輩のローソンがあっさりレッドブルに昇格する中で、今季もマシンの戦闘力に期待できない角田の苦しい立場を強調した。

そして昨季を振り返り「角田は全体的に無力だった。上海国際サーキットに初めて訪れた時、うまく適応できず、むしろ途方に暮れているように見えた。カナダでは、難しいコンディションでスピンするという、最も目立つミスを犯した。ローソンがリカルドに代わってから、角田はやや失速した。オースティンでは新参者に追い抜かれ、メキシコでは予選でクラッシュしたが、ブラジルでは見事に復活した」。評価できるレースもある一方で、厳しい評価となるレースも多かったと分析した。

「年末、角田はRBでのポイントとパフォーマンスの面で明らかに優位に立っていることを示せた。角田はQ3に11回進出し、ローソンとリカルドは合わせて4回だった。しかしそれでも、レッドブルが角田を昇格させるには十分ではなかった」と、レッドブルを納得させるパフォーマンスには足らなかったと指摘した。

今季はさらなる成長を見せてもらいたいところだが…。

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