今季から岸田新監督率いる新生オリックスは24日、中嶋聡前監督(55)がスペシャルアドバイザー(SA)に就任すると発表した。外国人選手を中心とした編成面での助言、サポートを行い、監督時代とは異なる視点から見聞を広め、その知見をもとに球団を支える役割を担う。
中嶋SAは「海外も含め、私自身の見聞を広げるためのサポートもしていただけるということですので、喜んでお引き受けさせていただきました」とコメントした。監督1年目の2021年からリーグ3連覇に導き、22年には日本一。昨季は5位に終わり、責任を取る形で辞任していたが、チーム再浮上のために尽力することになった。
この日は2月1日からの宮崎キャンプのメンバーを発表。一軍に当たるA組には開幕投手が内定しているエース宮城、ベテラン平野、森、西川、紅林、新加入の九里らが名を連ね、新人12選手、リハビリ組の山下や東はB組スタートとなる。巻き返しロードが始まる。