浜松オートGⅡ「ウィナーズカップ」は24日、3日目を開催した。マスターズ(29期以降)では木村武之(47=浜松)が2日目から動きを一変させマシンの立て直しに成功。優勝争いに名乗りを上げた。
躍動感ある動きが戻ってきた。2日目からは的確かつ力強いさばきで連勝。スムーズに攻め上がるシーンはここ最近にはなかったもので、試走から精彩を欠いた初日とは明らかに気配が変わった。
「今までとは全然違います。回転が上がるようになったし、手前も伸びも出てレース足がある。乗りやすくなりました」
初日を終え、新品クランクに交換して動きが一変し「セッティングも煮詰まっていたので、もう替えるしかないと。良くなってくれました。長いトンネルをやっと…、という感じです」。
次節に控える地元開催のSG全日本選抜(2月6日~)に向け、足掛かりができたのも大きい。「この状態を長続きさせたいですね。まだ重いので、もう少し回転を上げて試走から感じ良く乗れるといいかな」。手ごたえを確固たるものにする意味でも、優勝戦切符は譲れない。