ボートレース尼崎の「第56回尼崎選手権競走」は24日、準優勝戦が行われた。
佐竹太一(38=兵庫)は準優10R、2着で優出を決めた。4カドから差し旋回でバック4番手だったが、直線伸びて角谷健吾を抜き、2M出口で先行する村松修二がバランスを崩したこともあり、ホーム並走状態に持ち込む。内側有利に2周1M先取りし、2番手を奪って振り切った。
意外にも地元初優出。「以前(2022年3月)準優1号艇で乗った時に失格(エンスト)したんですよね。時間はかかったけど本当にうれしい」と笑顔がはじける。
舟足は「5日目3R前にペラを叩いたけど6着だったので、準優前に叩き直した。メチャ出ていく足ではないけど出足、回り足はいい」と戦える仕上がりにある。
「最近、スタートはあまり行けてない。でも優勝戦はそれなりに行きたい」と、地元初V達成へ闘志を燃やし全力で臨む。