お笑いタレントのカンニング竹山が24日、ABEMA TVのニュース番組「Abema Prime」に出演。石破茂首相の掲げる「楽しい日本」にツッコミを入れた。
石破政権で初の通常国会がこの日、開会し、首相は施政方針演説で施政方針演説で、一人ひとりが自己実現できる「楽しい日本」を目指し、地方創生を核とする「令和の日本列島改造」を打ち出した。
このニュースに竹山は「『楽しい日本』って要は堺屋太一さんじゃないですか。前の万博の時の」と、1970年の大阪万博を企画した元経済企画庁長官の著書が〝元ネタ〟であると指摘。
その上で「それを万博があるからって出してこられても、あの時と時代が違うなっていうのと。あと正直、国民も金がないと楽しくねえよっていう。みんな結構ヒーヒー言ってる人もいる中で、『楽しくしよう』って言われても」と首を傾げた。
さらに「あとこれは全然余計な話かもしれないんですけど」と前置きし「『楽しい日本』って言われても、僕なんか芸能界にいるから『楽しくなければテレビじゃない』っていうテレビ局があるわけですよね。それが全然とんでもないことになってて、なんか違和感があるっていうか。『楽しい日本』でいいのか、キャッチフレーズ?っていうのはちょっとありますよ、今」と苦笑。
1980年代のフジテレビのキャッチコピーを引き合いに、石破氏のフレーズに疑問を投げかけた。