ドジャース・大谷翔平投手(30)がとうとう“新語”になってしまった。
同僚のベッツが23日(日本時間24日)にビデオポッドキャスト「オール・ザ・スモーク」にゲスト出演。大谷の人となりなどを聞かれ「彼は本当にノーマルな男。準備する時もしゃべる時も野球をする時も普通の男。僕以上に負けず嫌いとかでもない。だから僕らもただの『ショー』だと思って見ているけど、そんな中で彼は50―50をやったり、あらゆる賞を総なめにするから『クソ、そうだった。彼は大谷翔平だった』と思い出すわけ」と語った。
そして、自身も米国代表の一員として出場した2023年のWBCの話題になると、まさかのフレーズが飛び出した。
「あれは僕らが『オオタニド』されたんだ。多くのチームがやられる。彼はアメリカ全土を“オオタニった”」と繰り返したのだ。ベッツは大谷の投打二刀流に「彼は最高の相手に対して冷淡に、彼は先頭打者から順番に仕留めていった」とお手上げといった様子。言うまでもなく「大谷」は固有名詞だが、異次元のプレーが日常的となり「オオタニド」なる造語に変化してしまったようだ。
「とにかく誰よりも才能があり、それを誰もどうこうすることもできない」。MLBの歴史、言語まで変えてしまうとはやはりスケールが違う。