2025年にフルメンバーの日韓戦は実現するのか? 韓国メディア「スポーツ京郷」が、その実現性に対する見解を示した。
韓国代表は、FW孫興民(トットナム)、DF金玟哉(バイエルン・ミュンヘン)、MF李康仁(パリ・サンジェルマン)らが欧州トップレベルでプレー。一方の日本代表は、MF三笘薫(ブライトン)、MF遠藤航(リバプール)、MF久保建英(レアル・ソシエダード)らが、それに該当する。
そんな状況を踏まえ、同メディアは「日韓のスター選手同士の対決は見る機会がない」と指摘。直近では、2022年7月に東アジアE―1選手権で日本が3―0で勝利。2013年以降、6回の対戦のうち5回がこの大会だった。国際Aマッチ期間での最新対戦は、21年3月に日産スタジアムで行われ、日本が3―0で勝利した。
今年は7月のE―1選手権で対戦する見通しの一方で、国際Aマッチ期間の実現に関して同メディアは「経済済的な面で日韓戦は魅力的だ。両国にとって最高の興行カードだ。にもかかわらず、なかなか試合が成立しにくいのは、敗者のダメージが大きすぎるからだ。日韓戦の歴代戦績では韓国が42勝16分け23敗で大きくリードしているが、客観的な戦力上は日本の優位に傾いているのが現実だ」との見方を示した。
その上で、同メディアは「日韓の看板スターを起用した国際Aマッチが実現する可能性は高くないようだ」とした。北中米W杯アジア最終予選後、9~11月の国際Aマッチ期間なら可能性はありそうだが、〝ガチンコ〟のライバル対決はしばらくお預けとなってしまうのか。