卓球女子でパリ五輪代表の平野美宇(木下グループ)は〝1点〟に泣いた。
25日に行われた全日本選手権(東京体育館)の準々決勝では、伊藤美誠(スターツ)との「みうみま」対決が実現。平野は3―2で迎えた第6ゲームで10―8とマッチポイントを握るも、逆転を許してこのゲームを落とした。最終第7ゲームは流れをつかむことができず、ゲームカウント3―4で敗れた。試合後には「1点が取れなかったのが課題。めちゃくちゃ勝ちを意識したわけじゃないが、プレーはちょっと勝ち急いでしまったのかな」と肩を落とした。
伊藤と全日本選手権で対戦するのは決勝で敗れた2018年以来。リベンジを掲げてきたが、あと一歩届かなかった。「勝つチャンスがあったので悔しい。どこが良くなかったかを反省しないとまた同じことになる。パリが終わってまた1からやった全日本なので、いい収穫もあったけど、今日は勝ちたかった」と顔をしかめた。
今後に向けては「今日の試合を反省して、世界選手権だったりがあるので、1つずつ課題を克服できるように頑張りたい」と決意を新たにした。