お笑いコンビ「トム・ブラウン」が25日、TBSラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」にゲスト出演した。
トム・ブラウンは布川ひろきとみちおのコンビ。昨年のM-1グランプリで決勝に進んだ実力派だが、ホラー的なネタで知られ、誰にもマネができない世界観を持っている。ネタは設定をみちおが考え、その設定をもとに2人で考えているという。
MCの井上貴博アナから「設定はどうやって(考える)?」と聞かれると、みちおは「夜中の公園でブランコに揺られながら考えてます」と明かした。
これについては理由があるという。「家とかもそうだし、喫茶店とかファミレスとか、そういうとこだとほかに情報が結構あるんですよね。明るかったりして。自分が考えてるものに結構影響を及ばすんですよ。喫茶店の他の人の会話とかもそうだし。だから結構静かで、暗いところで考えたい」
そういう意味で一番いい場所が夜中の公園のブランコだという。「ちょっとなんか母親の(お腹の)中にも似たリズムで。ちょっとだけ足浮かせるか浮かせないかぐらいの」
暗くて周りに何もない状況で考えると、「もともとインプットしてたものとかを頭の中でつなげやすいです」とみちおは言う。布川は「自分の本当の根っこにあるものだけが出てくるみたいなことだと思うんで、僕らの漫才のボケで、よくみちおが自分のこめかみにピストル撃つみたいなボケ、あるんですけど、根っこにコイツ、あるんですよ」と話していた。