ソフトバンクに加入した上沢直之投手(30)が25日、福岡・筑後のファーム施設で自主トレを公開し、練習後にファン対応を行った。
走り込みやキャッチボールなどを行った上沢。「自分の持ち味である投球フォームと球のギャップみたいなものを、しっかり作っていけるように」と脱力をテーマに、調整を進めた。
沖縄・宮古島での自主トレではすでに4回ほどブルペンにも入った。開幕ローテーション入りへ向けて右腕は「すごくいい投手がたくさんいる。簡単な争いではないと思いますけど、しっかりやらないと」と闘志を燃やした。
帰り際にはファンの声に応え、ファンサービスを行った。サインを求めて長蛇の列ができたが、上沢は一人一人に「ありがとうございます」と言葉を交わしながら約30分間、写真撮影やサインで100人近いファンに応えた。
「しっかり目の前の段階を踏んでいくことが大事」と話した背番号10。新天地で鷹党の期待に応えるプレーを見せたいところだ。