卓球男子で次世代エース候補の松島輝空(木下アカデミー)は、自身初の4強入りにも満足なしだ。
25日に行われた全日本選手権(東京体育館)の準々決勝では曽根翔(T.T彩たま)を4―2を下し、26日の準決勝進出を決めた。試合後には「苦しい場面もたくさんあったが、何とか乗り切ることができてよかった」と安堵の表情を浮かべた。
前回大会は6回戦で篠塚大登(愛工大)に惜敗。悔しさを味わった中で「サーブレシーブの細かいところだったり、あとは3球目のところ。課題も多くあるので、そこを1個1個少しずつ調整してきた」。今大会はジュニアを回避し、一般のみに絞っているだけに「目標としているのは優勝。しっかりと準備したい」と闘志を燃やした。
準決勝の相手はエースの張本智和(智和企画)。「本当に勢いのある選手。自分が思い切って1球目から向かっていかないと勝てないと思うので、まずは1球目から全力でいきたい」と力強く語った。