巨人の吉川尚輝内野手(29)、門脇誠内野手(24)が25日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた映画「GIANTS THE MOVIE ~頂点への挑戦~」の公開記念舞台あいさつに出席した。
昨季4年ぶりのリーグ優勝を飾った阿部巨人の舞台裏に迫ったドキュメンタリー映画となっており、鑑賞後、出来栄えについて吉川は「大丈夫かなって思いと、えっ、俳優デビュー!?と思ったけど、すごくいい感じに映してもらえたので、うれしかった」と自身の登場シーンを振り返った。
一方、門脇は「そんなに(映画に)出てないやろなぁと思っていたので、意外と出ていて良かった。俺やん!みたいな感じで、鳥肌立ちました」と笑顔を浮かべた。
昨季8年目にして吉川は、正二塁手として自身初の143全試合出場を果たし、打率2割8分7厘、5本塁打、46打点、12盗塁をマーク。ゴールデン・グラブ賞、ベストナインを初受賞するなど攻守で躍動し、チームの4年ぶりリーグ制覇に貢献した。
イベント終了後、今季の目標について吉川は「やっぱりゴールデン・グラブ賞を(門脇と)二遊間で取りたい。そのためには試合に出続けないといけないし、結果も残さないと取れない。チーム優勝、日本一もそうですけど、結果的にそういう賞が取れたらうれしい」と意気込んだ。
昨季は遊撃で96試合のスタメン出場にとどまった門脇は「去年は途中で出られない時期もあったので、まずはずっと出られるように。143試合二遊間を目指していきます。その結果ゴールデン・グラブ賞が取れれば」と腕をぶした。
吉川と門脇の二遊間コンビでゴールデン・グラブ賞を同時受賞すれば、球団初の快挙となるだけに、チームのリーグ連覇ととも期待が膨らむばかりだ。