米国・AEWの「AEW COLLISION」が25日(日本時間26日)に放送され、AEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)がROH世界TV王者のコマンダーに快勝した。
自身の原点でもあるメキシコ出身のルチャドールと対峙したオカダは、開始早々に握手を求められると2度にわたりスルーされる。ならばと場外でのDDTを決めるなど猛攻を仕掛けて試合の主導権を奪った。
中指式レインメーカーポーズからのレインメーカーをかわされると、コーナーからの飛び付き式ティヘラで反撃を許す。さらにスワンダイブ式のカナディアンデストロイヤーから場外へのムーンサルトアタックとコマンダーの空中技を立て続けに浴びてしまう。
それでも再びスワンダイブ式の攻撃を狙ったコマンダーを回避して背後に回ると、一撃必殺のレインメーカーがさく裂。鮮やかな逆転勝利を収めてみせた。
試合後のリング上では観客の拍手を煽り、自らコマンダーを引き起こす。親指を立てて敗者を称えたかと思いきや、退場しようとしたコマンダーを背後から襲撃。会場からのブーイングに、不敵な笑顔を浮かべていた。