米国・AEWの「AEW COLLISION」が25日(日本時間26日)に放送され、AEWインターナショナル王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29)が〝ザ・レスラー〟柴田勝頼(45)の挑戦を退け防衛に成功した。
AEWマットで実現した日本人同士の王座戦は、互いに譲らない一進一退の攻防が続いた。エルボー合戦からスリーパーに捕獲された竹下は、強引に排除すると人でなしドライバーから投げ捨てジャーマン、さらにワガママと怒とうの猛攻。しかし柴田も意地のPKを決めてダブルダウン状態となった。
さらに竹下は右腕をつかまれた状態で打撃を連発され、コブラツイストに捕獲される。ジャーマンの応酬からスリーパーホールドに捕らえられ、PKを狙われたがここはリングサイドに乱入していたドン・キャリスが場外から足を引いて妨害。九死に一生を得た竹下は、ブルーサンダーで反撃に転じていく。
ラリアートの相打ちを制すると、強烈なエルボーからワガママを発射。最後は必殺のレイジングファイヤーで3カウントを奪ってみせた。
AEW、DDTに続き今年から新日本プロレスも含めた3団体所属レスラーとなった。元新日本の柴田との注目の初シングルマッチを制したことで、竹下の勢いは増すばかり。新日本マットでは2月11日大阪大会でボルチン・オレッグとのNEVER無差別級王座V2戦も控えており、日米を股にかけた快進撃はまだまだ続きそうだ。