ニュースキャスターの安藤優子が26日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。〝渦中〟のフジテレビに触れた。
タレント中居正広の女性トラブルに端を発した騒動で揺れる同局は17日に記者クラブ向けの定例会見を、23日に社員に向けた説明会を行った。
これらの会見の中で、第三者委員会の設立が決定した。安藤は、この委員会の調査が〝オールマイティ〟ではない、という見解をもとに「そうしたらば、やっぱり何があったんだろうっていうことを、自浄作用というか、自分たちで検証してみるっていうことも選択肢の1つなのかな」と指摘。当事者女性の人権から「トラブルの詳細にまでは踏み込むことは不可能かもしれない」としながらも「どういうことがなされたのかっていうのを検証していくっていうことは、自分たちの力でもできること」と訴えた。
また、安藤はこの騒動で〝気になった〟点があるという。
「(フジ上層部が)その事案の報告を受けてから、被害女性のプライバシーを守ることを力点において対処してきたと。でも、それが1年半経ってみて、本当にプライバシーを守ろうとしていたのか、それとも違う何かを守ろうとしていたのかっていうことが、ものすごく疑義を感じてしまう時間の流れなわけですよ」
続けて「少なくとも、1年半の間にどういうことがあったのかっていうのを、やっぱり検証していくっていうことはすごく大切なんじゃないか」と呼びかけた。