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【卓球】急成長中の大藤沙月は4強で終戦 エース・早田ひなと感じた差「頭の良さがあった」

東スポWEB 2025年1月26日 13時37分

卓球の全日本選手権最終日(26日、東京体育館)で、大藤沙月(ミキハウス)は〝エース〟との差を痛感した。

左腕の負傷を抱えながら出場している早田ひな(日本生命)との準決勝では第1、2ゲームを連取される苦しい展開。第3ゲームはゲームポイントを奪いながらも逆転を許すと、第4ゲームも屈した。0―4で敗れた大藤は「(ケガをしている早田の)ボールは本調子じゃなかったけど、それをカバーする頭の良さがあった。そこが自分にはなかったので、やっぱり1つ上かなと思った」と振り返った。

昨年10月のWTTチャンピオンズモンペリエで初優勝を果たすなど、急成長を遂げているが、日本一決定戦の舞台は甘くなかった。「安全な体勢で打たせてくれなかった。やっぱりこの勢いで優勝はしたかった」と悔しさをにじませたが、来年に向けて「圧倒して優勝できるように、1年間高い意識を持ってやっていきたい」と巻き返しを誓った。

現在の世界ランキングは、早田、張本美和(木下グループ)に次ぐ日本勢3番手の7位。2強の壁を超えるためにも、次こそは日本の頂点に立つ。

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