石破茂首相が26日、ユーチューブチャンネル「RaHacR―リハック―」に出演。元タレント・中居正広氏の女性トラブルをめぐって混乱するフジテレビに言及した。
兵庫県知事選など政治とメディアの関係が問われているという流れで、聞き手の高橋弘樹氏からマスメディアのガバナンスについての問題意識を問われると、石破氏は「大手メディアなら企業のガバナンスが効くはず。だから、お台場ら辺のテレビの話だって、それが効いているんですかってことが問われている」と分析した。
その上で「問題になったビッグモーターにしても、ジャニーズ事務所にしても、企業のガバナンスが効いてないから、ああいうことになる。それはメディアも一緒じゃないですか。私はフジテレビの社員だったことはないから分からないけど、それがより効くようにしようという議論があるのではないか」と、フジテレビ内部の動きに注目している。
続けて「報道機関ってバラエティー、ドラマってあるけど、民主主義を機能させる上でものすごい重要な役割を果たす。スポンサーもそういう意識を持っている」と指摘した。