スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が26日(日本時間27日)、ホームでのヘタフェ戦にフル出場。終始、キレのあるドリブル突破や、ピンポイントのクロスを上げたが得点は生まれず。0―3で敗れ、公式戦3連敗となった。
久保は試合後のインタビューで「恥ずべき試合でした。ファンに謝りたい。みんな拍手をしてくれているが、僕たちはそれに値しない。流れを変えなくてはいけない」と心境を吐露した。
久保のプレーに周囲がついていけない現状が、選手評価でも明らかになった。スペインメディア「エル・デルマスケ」は久保にだけチーム最高の6を付け「魔法をかける責任者。33分にはエリア内へのクロスがフィニッシャーに届かなかった。彼一人ではできないが、あらゆる手段でやってみた」と高評価。同「ムンド・デポルティボ」も「最高、または唯一のまともなもの。彼は11人の選手に対して一人で魔法を使って勝とうとした。彼一人ではできないし、『クボ依存』は彼にも、もちろんチームにも利益をもたらさない」と指摘した。