フジテレビ・港浩一元社長(72)の辞任を受け、フジ・メディア・ホールディングスの清水賢治専務取締役(64)が新社長に就任した。
元タレントの中居正広氏の女性トラブルをめぐり、フジテレビは27日に再会見を実施。代表取締役社長の港氏と代表取締役会長の嘉納修治氏が辞任を表明した。
港氏の後継として新たに代表取締役社長に就任した清水氏は、登壇が告知されていた4名に加え、港氏のあいさつののちに途中から出席。報道陣の前に姿を現すと「報道されている事案において女性への配慮が欠けたことに対し深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また「フジテレビには、視聴者に喜んでいただけるコンテンツを届けたいという熱意を持った素晴らしい仲間がいっぱいいます」とした上で「課題を乗り越え、新たな未来を築いてまいります。信頼回復なくしてフジテレビに未来はありません。0からスタートです。ご指導とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます」と宣言した。
清水氏は1983年にフジテレビに入社。「ドラゴンボール」「ちびまる子ちゃん」などのヒット作をプロデュースしている。