フジテレビのやり直し会見の冒頭で、トラブルの経緯などについて説明された。
嘉納修治フジ・メディア・ホールディングス、フジテレビ会長、港浩一フジテレビ社長、遠藤龍之介フジテレビ副会長、金光修フジ・メディア・HD社長が会見に出席した会見の冒頭で、嘉納氏、港氏が辞任を発表。新たにフジテレビ社長に就任する清水賢治フジ・メディア・HD専務も同席した。
経緯説明の中で明かされたのは、一昨年7月に中居正広氏からフジテレビ社員らに連絡があり、中居氏が女性とは異なる認識を持っていることをフジは把握していたということだ。
会見を中継しているフジテレビ系情報番組「Live News イット!」に出演した中村信雄弁護士は「中居氏の言い分と女性の言い分、これが違っているのは大きなポイントだと思います」。
中居氏と女性の間には示談の際に守秘義務があるとされている。そのため、設置された第三者委員会の調査でどこまで解明されるかが争点の一つになる。中村氏は「女性の病状等を聞く限り、ある程度女性の話に信憑性が高いんじゃないかなあと一般的に思いますけどね」と指摘した。