NHK大阪放送局が27日、同局制作の夜ドラ「バニラな毎日」に出演する俳優の木戸大聖のコメントを発表した。
料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)と主人公・白井葵(蓮佛美沙子)のお菓子教室にやってきた怪しげな男・秋山静(木戸大聖)の正体は、活動休止中の人気ロックバンドのボーカルだった。
役作りについて木戸は「アーティストとしての気持ちは、今回主題歌をご担当されているSUPER BEAVERの渋谷龍太さんがバンドのデビューから挫折と復活までの軌跡を書いた本を読んで役の参考にさせていただいています」とし、さらに静について「これまでの音楽活動で大人からのプレッシャーに押しつぶされ、大人の言葉を素直に信じられないところが彼にはあった」と説明した。
さらに「佐渡谷さんは本当に自分(静)の核となる部分を言ってくれるんです。僕自身、白井さん役の蓮佛さんと佐渡谷さん役の永作さんには、お芝居で助けられていた部分がすごくあり、実際、現場入ってみてからの方が静に近寄れた感覚があります。お二人のおかげで静のキャラクターがつかみやすかったです」と感謝を述べた。
最後に「このドラマに出てくるお菓子やケーキ、そして歌は、生きていく中でちょっとしたことかもしれませんが、気持ちを救ってくれたり、悩みを忘れさせてくれたりすると思います。また、3月放送の第7週で、静の新曲としてSUPER BEAVERさんに書き下ろしてもらったバラードを歌うシーンがありますので、楽しみにしていてください」とアピールした。