女性トラブルで芸能界を引退した元タレントの中居正広氏（５２）を巡り、同局の社員が関与したとする一連の問題を受け、フジテレビが２７日、やり直し会見を開催した。
一連の報道を巡っては、幹部社員が女性アナウンサーら女性社員をタレントに〝接待要員〟させていたと報道されている。
報道陣からは「（酒席に）人気タレントの接待要員のように同席させるような空気は、皆さんの中に一切なかったでしょうか？」と聞かれると、この日、同局社長を辞任した港浩一氏は「タレントなど番組出演者と会食、打ち上げなどで、共演している女性アナウンサーが参加することはあった。そういうときに私自身は接待要員としてってことは考えとしてはありません！ 仲間の１人として、宴席を囲むという感覚でいました。接待要員は私の個人の感覚はありません。しかし、いろんな番組等がありますから、すべてが私のような宴席なのかということは図りかねますが、会社の風土としては私は思っておりません」と言い切った。
また、港氏は自身の〝誕生日会〟に女性アナウンサーが多数参加したとの報道にも言及し「後輩たちが祝いの会を開いてくれた。その中に女性（アナ）もいた」と認めた。
港氏は「和やかで楽しませていただいたて、ありがたがったですが…」と感謝しつつも「女性が喜んで参加していたのか、それとも気が進まなかったのか、そのときは思いが至らなかった。参加の本人の意思を大事にしなければかなと。企業風土を刷新していかなければ」と反省した。