ＤｅＮＡは２７日、サイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアー投手（３４）と契約合意したと発表した。背番号は「９６」。
右腕は球団を通して「横浜、そして日本中のファンの皆さん、こんにちは。また皆さんに会えるのが楽しみで待ちきれません。今シーズン、再びベイスターズでプレーすることができ、本当に楽しみであるとともに、ファンの皆さんにとても会いたかったです」とコメントした。
続けて「前回日本にいた時は最善を尽くしましたが、ケガでハマスタのファンの前でシーズンを通して投げられません でした。また、優勝することができなかったので、今年はそのすべてを変えたいです。何よりも、横浜スタジアムで日本一のファンの皆さんに会えるのが待ちきれないです」とチームへの貢献を誓った。
気になる現在のコンディションについて「一人のプロ野球選手として、一番の選手になれるようにずっとトレーニングをしてきました。コンディションは絶好調で、投手としてこれまでで最高の状態です」と説明。
その上で「僕自身にとって沢村賞とサイ・ヤング賞を取る事は、野球人生の中で最高の栄誉だと思っているので、今年はそれを成し遂げたいと思っています」と沢村賞獲得を目標に掲げた。
バウアーは２０２０年にレッズでナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞。２３年にＤｅＮＡに加入し１０勝４敗、防御率２・７６の好成績を残した。昨季はメキシコでプレーし、１４戦１０勝０敗の成績で、最優秀投手賞を獲得した。