フジテレビ・港浩一元社長の辞任を受け、２８日より新社長に就任したフジ・メディア・ホールディングスの清水賢治元専務取締役が〝再会見〟の場で〝フジテレビの天皇〟などと称される日枝久氏の印象を語った。
フジテレビは元タレントの中居正広氏の女性トラブル対応をめぐって２７日から２８日にかけて、都内の同局で記者会見を開いた。会見場にフジサンケイグループ（ＦＣＧ）代表で、フジテレビ取締役相談役の日枝氏が出席しなかったことに、記者団から厳しい質問が飛んだ。
清水氏は、自身にとっての日枝氏について「どういう存在かといいますと、昔から知っている」と自身の入社以来、見知った存在だとし「里帰りした時にいる親戚のオジサン」と率直な印象を語った。
また、日枝氏の進退については、この日港元社長と代表取締役会長の嘉納修治氏が「辞任したことが第一」との考えを示しながら、「第三者委員会の調査結果、改善策の提言が出てくるのでは。それを受けて（日枝氏を含めた）体制の刷新を考えなければならない」と述べた。