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フジテレビ会見は午前2時23分に終了 超ロング10時間23分 報道局編集長「自業自得です」

東スポWEB 2025年1月28日 2時43分

元タレントの中居正広氏の女性トラブルをめぐり、フジテレビは27日から28日にかけて再会見を実施した。この会見は27日午後4時に開始し、28日午前2時23分ごろに終了。10時間を超える異例の〝超ロング会見〟となった。

この日の会見は出席するメディア、質問数、会見時間など無制限で開催され、嘉納修治フジ・メディア・ホールディングス、フジテレビ元会長、港浩一フジテレビ元社長(両名は27日に辞任を発表)、遠藤龍之介フジテレビ副会長、金光修フジ・メディア・HD社長らが出席した。また、辞任を表明した港氏の後継として新たにフジテレビ社長に就任する清水賢治フジ・メディア・HD専務も同席した。

会見は午後4時からスタートした。冒頭は港氏、嘉納氏の辞任表明や、広報局員による騒動の経緯説明があったのちに質疑応答へ。9時50分過ぎに約15分の休憩時間が設けられた後は、午前0時を過ぎてもノンストップで報道陣からの取材が続いた。ただし、この質疑応答では一部ライターによる長々とした〝主張〟が続くこともあり、メディア側の質も問われることとなった。

会見が行われたスタジオは常に開放された状態だったため、報道陣はお手洗いや軽食といった休憩が可能だったが、聴講や原稿作成のためか席を立つ記者は少なかった。会見に出席した5人は、適宜水分補給するのみで途中離席はしなかったが、終盤は一部幹部が何度もあくびをするシーンが目立った。

最終的に会見が終わったのは28日午前2時23分だった。5人はそれぞれ最後に一礼して退出。「長時間ありがとうございました」などと述べた。

疲労の色が濃い報道陣からは、ため息のような声があちらこちらから漏れた。イスから立ち上がるのもままならない記者もいた。

会見場からスタジオに中継が切り替わると、フジテレビの平松秀敏報道局編集長が「フジテレビの自業自得です」と一喝。とにもかくにも〝お台場の長い夜〟が終わった。

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