ドジャースからFAとなっているジャック・フラハティ投手(29)が去就が決まらずに不安を募らせている。ポッドキャスト番組「ファウルテリトリー」に出演したフラハティは「早く指名されることを期待しているが、何の噂もなく、特に何も起こらず、ただ待っているだけだ。他のトップ選手は全員去った」と元気なく話している。
昨季のシーズン途中にタイガースから移籍し、両チームで13勝7敗、防御率3・17。先発の一角を担ってワールドシリーズの開幕投手も務めたが、ブレイク・スネル、佐々木朗希の加入で再契約が難しい状況にある。ここまで正式オファーは1つもないと言い「どこにプレーしに行くのか、春季キャンプに行くのか分からない。これは普通じゃない。本当にいい答えがあればいい思う。分からないんだ。何がこの状況を難しくしているのか分からないと言う以外、もっといい答えがあればいいのに…。市場はいつ動くんだ」とこぼしている。
ワールドシリーズを制覇した13勝右腕がまさかの〝放置状態〟。米メディア「ESPN」のバスター・オルニー氏はフラハティが昨年、タイガースからヤンキースに入団合意しながら身体検査で不合格になった経緯を取り上げ「何チームかがその医療記録を見たのだろうか」とまで指摘している。