社会学者の古市憲寿氏が28日「X」(旧ツイッター)を更新。週刊文春の“一部訂正”に言及した。
週刊文春電子版は28日、中居正広氏の女性トラブルに関する報道内容の一部を訂正した。訂正されたのは昨年12月25日に配信され、26日発売の週刊文春に掲載された記事。
同電子版は「訂正」として12月26日発売号掲載記事で事件当日の会食について「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」としていたが「その後の取材によりX子さんは中居に誘われたとしていましたが、その後の取材により『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということがわかりました」と説明し「お詫びして訂正いたします」としている。
文春の微妙な訂正について古市氏は昔は「『所詮、週刊誌の記事だから』という受け止め方もありました。だけど『週刊文春』が媒体として、日本社会を動かす力を持ってしまった以上、誤報をこっそりと『修正』するなんて姑息なことは許されないと思います」と疑問視。
その上で「いつも他者に求めているように、なぜ間違いが生まれたのか説明する責任がある」と文春側の説明責任を訴えている。