将来のA代表候補だ! 日本サッカー協会(JFA)は28日、U―20アジアカップ(2月12日~3月1日、中国)に臨むメンバー23人を発表した。
前橋育英(群馬)の優勝で幕を閉じた第103回全国高校サッカー選手権を沸かせた、宮崎・日章学園のFW高岡怜颯(17)がメンバー入り。イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン入りする逸材は4ゴールを挙げたが、2回戦で敗退。そのうっ憤を晴らすような活躍を期待したいところだ。
また、日本人の母とアルゼンチ人の父を持ち、スペイン1部バルセロナ下部組織育ちのDF高橋仁胡(19=C大阪)や日本人の母を持ち、ドイツでプレーするMFニック・シュミット(17=ザンクトパウリU―19)、ベルギーのベフェレンに所属するFW道脇豊らが名を連ねた。
船越優蔵監督はJFAを通じて「このチームには、日本サッカーの次世代を担う選手たちが多くいます。ぜひ多くの方に彼らの躍動する姿を見ていただけたらと思います」とコメントした。
今大会は9月に開幕するU―20W杯(チリ)の予選を兼ねており、4強以上で出場権を獲得する。1次リーグはD組に入り、タイ、シリア、韓国と同組となった。