米プロバスケットボールＮＢＡのトレード期限が迫る中、レイカーズの八村塁（２６）に新怪物との〝合体〟プランが急浮上してきた。
今季の八村はＪ・Ｊ・レディック新ヘッドコーチのもとでスタメン奪取を果たしたが、パフォーマンスに波があることから評価は分かれている。フロント陣は大物補強のため、今冬のトレード市場で八村を放出要員にしているとささやかれる。
すでにブルズやキングス、ヒートなど多くの球団からの関心が取りざたされているが、２月６日（日本時間同７日）のトレード期限を目前に控えて新たな候補が急浮上してきた。
米メディア「フェイダウェーワールド」は「レイカーズがクリス・ポールを獲得し、レブロン・ジェームズとアンソニー・デービスに新たなポイントガードを与えるという、非常に興味深いトレードパッケージがある。この提案には八村塁やその他の資産も含まれている」と報道。「スパーズは、世代を代表するタレント、ビクター・ウェンバンヤマを中心に再建に全力を注いでいる。フリーエージェントになる前のクリス・ポールは、平均９・５得点、８・２アシスト、１・３スティールと依然として非常に有能なフロアジェネラルだが、３９歳の彼はスパーズの長期ビジョンとは合致していない」とスパーズとの間で電撃トレードが行われると指摘した。
スパーズは若手の編成に切り替えてチームを再建中。その中心は、昨季鳴り物入りで入団して旋風を巻き起こした〝新怪物〟ウェンバンヤマだ。
スパーズ側は若きスーパーエースの相棒として八村のポテンシャルに期待しており、トレードが水面下で進行。同メディアは「レイカーズが獲得…ポール、ザック・コリンズ」「スパーズが受け取るのは…八村、ゲイブ・ビンセント、ジェイレンフッド・シフィーノ」と報じた。
同メディアは、このトレードの狙いについて「八村は今シーズン、輝かしい成績を残している。コートを広く広げ、複数のポジションを守れる能力は、フロントコートでウェンバンヤマを補う理想的な選手だ」。新怪物との相性はピッタリと太鼓判を押す。
ウェンバンヤマは昨夏のパリ五輪でフランス代表のエースとして躍動し、１次リーグでは八村らを擁するホーバスジャパンと死闘も繰り広げた。そんな因縁の若きスターと電撃合体なるか注目だ。