ドイツ１部ブレーメンは、所属するＧＫ長田澪（登録名ミオ・バックハウス＝２０）の１月移籍を認めない方針を示した。
父はドイツ人で母は日本人という長田はＪ１川崎の下部組織にも所属し、Ｕ―１５日本代表にも選出された逸材。昨季にレンタル移籍したオランダ１部フォレンダムで好パフォーマンスを見せたことにより欧州各クラブが注目し、スペイン１部バルセロナがリストアップしたことで知られている。そんな中、デンマーク１部コペンハーゲンが長田の獲得に乗り出し、クラブ間で協議が行われていると報じられていた。
ドイツメディア「ＤＥＩＣＨＳＴＵＢＥ」によると、ブレーメンのプロチーム責任者ピーター・ニーマイヤー氏は「私たちにとって移籍は問題ではない。ミオのおかげでＧＫはみんないい状態にある。そして、それは今後も変わらないはずだ」と語り、移籍を阻止する構えという。
長田は日本とドイツで将来のＡ代表入りが期待されている。同氏は「私たちは彼の中に多くのものを見ている。彼は今年に大きな一歩を踏み出したので、この調子が続くことを望んでいる」と説明していた。