ヘンリー王子とメーガン妃は最近、米ヴァニティ・フェア誌に痛烈な暴露記事を報じられたが、夫妻が公に反論しないのには重要な理由があるという。英紙ミラーが28日、報じた。
ヘンリー王子とメーガン妃にとって、今年は厳しいスタートとなった。ロサンゼルスの壊滅的な山火事のため、メーガン妃のネットフリックス新番組は3月4日に延期せざるを得なくなり、被災者への食糧配給センターでボランティア活動をした際には「災害観光者」と酷評された。
そしてその後、米ヴァニティ・フェア誌に8000字に及ぶ痛烈な暴露記事が掲載された。「アメリカン・ハッスル」と題された巻頭記事は「ヘンリー王子とメーガン妃のビッグビジネスへの野望の内幕」という内容で、夫妻のために働くのがどんなに過酷かという主張や、モンテシトの隣人からの苦情、そしてメーガン妃のチームが離婚後の本出版への「関心度を測る」ために出版社に連絡を取ったという衝撃的な内容が含まれていた。
現在、ヘンリー王子夫妻は記事について沈黙を貫いているが、王室広報の専門家で、故エリザベス女王の元広報秘書であるアイルサ・アンダーソン氏は、反応すれば「火に油を注ぐことになる」という判断による可能性が高いと主張した。
同氏は最近の「ア・ライト・ロイヤル・ポッドキャスト」で「火に油を注ぎ始めると、ただ話を長引かせるだけです。だから、立ち上がって発言すべき時もあれば、何も言わないほうがいい時もあると思います」と指摘している。
さらには「実際、彼らの判断は正しいと思います。ただ前に進むだけです。そうしないと自分たちでさらなる物語を作り上げてしまうでしょう」と語った。今はとにかく沈黙を貫くことが夫妻にとっては〝最善策〟のようだ。