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フジテレビの大株主・東宝〝やり直し会見〟の前に要望伝える「真相をできる限り究明してほしい」

東スポWEB 2025年1月29日 16時23分

一般社団法人「日本映画製作者連盟」の新年記者会見が29日、都内で行われた。会見には同連盟の鳥谷能成会長をはじめとする加盟4社(松竹、東宝、東映、KADOKAWA)の代表が出席した。

この日は邦画・洋画含む全体の昨年の興行収入が約2069億円と発表された。また、興行収入10億円以上を記録した映画ランキングも明かされ、1位は「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(東宝)の158億円となった。

会見で各代表らは元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発し、揺れているフジテレビについても語った。

東宝の松岡宏泰社長は、配給を受ける側として「私どもも複雑な立場。今回のことは深く憂慮していますし、できる限り早く信頼を回復してもらいたい。そして一緒に仕事ができるようにしたい」と語った。

さらに「実質的なフジテレビの筆頭の株主の立場」とも話した。27日に行われたフジテレビの再会見前に「きちんとした調査を速やかに行って、真相をできる限り究明してほしいという要望をお伝えした」と明かした。

再会見は10時間に及ぶ〝超ロング会見〟と話題になったが「10時間は…長いなと。本当に長くて大変だったんだろうなというのが、個人としての率直な感想です」と苦笑。フジテレビに対し「第三者委員会を通じてきちんと調査をするのであれば、その調査結果を待つのがいいのではないかと思う」と語った。

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