「エボリューション」改め「プロレスリング・エボリューション」の新体制初となる興行が２９日に新宿フェイスで行われ、期待の新人Ｃｈｉｋａが松本浩代を相手にデビューした。
恵まれた体格の〝大型新人〟Ｃｈｉｋａは序盤、松本を相手にタックル合戦を繰り広げるなどルーキー離れしたパワーを披露し観客をわかせる。さらに柔道二段のバックボーンを生かした払い腰などで攻め込んだ。しかし松本の技術で徐々に押し込まれると、最後は逆エビ固めでねじり上げられてたまらずギブアップした。
試合後、Ｃｈｉｋａは「デビュー戦ということで最初から不安もあったんですけど、練習でやったことは全部出せたと思います。でもまだまだ練習不足だと思うし、先輩にはかなわないと思いました。これだけの体格があっても勝てない…。もっと頑張りたいと思います」と振り返る。それでも「払い腰を決められたのはうまくいったと思います」と柔道技に手応えをつかんだ様子。これを踏まえ「柔道をやっていた時に１番になれたことが少なくて２番、３番ばかりだったので、プロレスでは１番になれるように頑張りたいです」と意気込んだ。
ＣｈｉＣｈｉ、ＺＯＮＥＳ、ＳＯＹ、Ｍｉｙｕｎａに続く５人目のエボリューション所属選手となるＣｈｉｋａは、どんな存在感を見せていくか。