吉本新喜劇の座員・やなぎ浩二(82)と間寛平GM(75)が29日、大阪市内で行われた「第三十六回 吉本新喜劇GM月例会見」に出席し「吉本新喜劇記念日2025」(3月2日=なんばグランド花月)で最年長座長を務めると発表した。
同公演は、吉本新喜劇65周年ツアーの千秋楽となるもので、1部でやなぎが座長を務め、2部は寛平GM含めた5座長で行うという。やなぎと並び立った寛平GMは「今まで(やなぎに)新喜劇を支えていただいて、この年齢になってもまだがんばってるということで、座長をやっていただきたいとお願いしたらOKしていただいた」と切り出した。
当初〝座長〟を固辞していたというやなぎは「みなさん方に『いっぺん座長やってみたらどないや』って言われたんですが、最初は『嫌や』と言ったんです。寛平ちゃんが『ええやないか。やってみいや』って言ってくれたんで、ならやってみようかって、軽いノリやな」と経緯を説明した。
続けて「不安なんですけどね。みなさん方が助けてくださいますから、やると決まったら一生懸命、死ぬ思いでやらせていただきます」と意気込みを語った。
今月のイチオシ芸人として登場したぢゃいこは「陸上競技やり投げ北口榛花選手のものまねを公認でさしていただいております」と自己紹介した後、寛平GMに「どれくらい持ち上げられるか(やって)」とリクエストされると会見に同席した座員を見まわし、やなぎをお姫様抱っこした。
持ち上げられたやなぎは「ねむたいな」と快適そうな表情をみせていた。降ろされたやなぎが「私が次、持ちましょか」と言いだすと寛平GMが必死に止める一幕もあった。