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【エボリューション】ChiChiが新体制初戦締め感無量「去年とか本当に団体の存続危機とかあって…」

東スポWEB 2025年1月29日 22時3分

「エボリューション」改め「プロレスリング・エボリューション」の新体制初となる興行が29日に新宿フェイスで行われ、ChiChiが八神蘭奈(スターダム)を下してセンダイガールズ・ワールドジュニア王座のV3に成功した。

試合は序盤から両者の意地が激しく交錯する熱戦になった。だが中盤に八神にペースをつかまれたChiChiがKO寸前まで追い込まれる。なんとか立ち上がるも腕十字でとらえられるなどギリギリまで追い込まれた。

だがこの危機を足関節技で切り抜けると徐々に押し返すことに成功。最後は相手の蹴りをかわしてから打撃を叩き込み、岩石落とし2連発で沈めて3カウントを奪った。

試合後、マイクを持ったChiChiは八神に「『プロレスラーはリングの上が全てだ』って言ってたよな。私はそうじゃないと思うんだ。そのほかすべてのこともプロレスにつながるんだよ、私の人生は。でも八神が『リング上が全て』って言いたいのも分かった。強いもん、八神。私、おおらかだから。それを認めるよ」と語りかける。そして「価値観は違うけど同期だし、私が嫌いなお前のところで戦ってやるよ」と再戦を求めた。これに八神も「今日で決着ついたと思ってないし。お前の嫌いなリングでも大好きなリングでも日本でも海外でも追いかけるから待っとけよ」と応じた。

また新体制初戦を迎えたことにChiChiは「去年とか本当に団体の存続危機とかあって…。『次いつ試合できるんだろう』とか『来年興行できるのかな』とか思った時がありました。それでゼロから何かを作り上げるのが本当に難しいんだなと学びました」と語る。そして「諏訪魔さんも社長になってくださって、新しいスタッフとか後輩とか同期も頑張ってくれて。今日新宿フェイスが満員で迎えられていることが本当に信じられないです。ありがとうございます」と感無量の様子を見せた。

するとそこに昨年のオーディションを経て参戦している花園桃花に乱入される。異色の存在感をエボリューションでも見せている花園からは「しんみりしてるところ悪いけど、防衛おめでとう! そのピンクのかわいいベルト挑戦したいな」と宣戦布告を受けた。だがChiChiは「これ3年以内の人限定なんですよ。何年目ですか?」と冷徹に言い放つ。これに花園は「7年目…」とうなだれた。

だが花園からは「来月、シングルマッチどうですか? ベルトとかいいから。せっかく新生エボ女になったから、今までのエボ女で一番面白いシングルマッチにしようよ。意外と花園バチバチボコボコの試合できたりするから」と改めて宣戦布告され、対戦が決定した。

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