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【阪神】ドラ1・伊原陵人が初日から〝コミュ力〟発揮 先輩左腕・桐敷拓馬を捕まえ質問攻め

東スポWEB 2025年1月30日 5時8分

初日から〝コミュ力〟爆発だ。阪神の合同自主練習が29日からキャンプ地の沖縄・宜野座村でスタート。ドラフト1位ルーキー・伊原陵人投手(24=NTT西日本)は早速、ブルペンで36球を投げ込むなど約3時間みっちりと汗を流した。

一軍に当たる宜野座組スタートとなった即戦力左腕は「テレビで見てた人たちなので緊張しました」と振り返りながら「ブルペンでは真っすぐ主体の投球になってくるので。左右の内だったり、強さの確認ができたのでよかったかなと思います。早すぎず遅すぎず段階を踏めてます」とうなずいた。

そんな中、伊原は人知れず初日から大胆な行動を起こしていた。グラウンドから引き揚げる際には昨季の最優秀中継ぎ投手で、自身と同じ左腕の桐敷拓馬投手(25)を〝捕獲〟。不得意だというフォークやカーブといった変化球について質問攻めにしたのだ。

伊原本人は「どんな意識で投げれば狙ったところにいくのか、投げる時の力の入れ具合を勉強したかったので、聞かせてもらいました」と言い「桐敷さんは絶対にワンバンで投げないといけない時に、目線を変えて投げ分けはしてると教えてくれました」と笑顔で打ち明けた。

一方で、いきなり新人から〝直撃〟を受けた桐敷は「伊原はフォームも安定してるので、完成度の高いピッチャーだと感じましたね」と第一印象を告白。「フォークの握り方だったり、簡単なことしか伝えてませんが…。言ってくれるとうれしいですし、こっちもやりやすいので。こうやってコミュニケーションを取っていければいいなと思います」と歓迎した。

新人選手ながら、積極的に先輩投手に話しかける金の卵。先輩から投球術を存分に吸収し、念願の開幕一軍をつかみたいところだ。

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