米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が29日(日本時間30日)に放送され、ウィル・オスプレイ(31)とケニー・オメガ(41)のドリームタッグがまさかの醜態をさらした。
オスプレイは現在「ドン・キャリス・ファミリー」と抗争している。15日(同16日)に憩室炎による長期欠場からAEWマット復帰を果たしたケニーがドン・キャリス・ファミリーに襲撃を受けると、オスプレイが救出に訪れ加勢。新日本プロレス時代に数々の激闘を繰り広げてきたオスプレイとケニーのドリームタッグ結成が決定し、2月15日にオーストラリアで開催される「AEWグランドスラム」でKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)&カイル・フレッチャーとの対戦を控えている。
この日の放送ではオスプレイがドン・キャリス・ファミリーのブライアン・ケイジとシングルマッチで対戦。試合前にドン・キャリスが会場のビジョンを指差すと、襲撃を受けたのかグロッギー状態となっているケニーの姿が映し出される。これに動揺しケイジの先制を許したオスプレイは、スワンダイブ式エルボー、サスケスペシャルと得意の空中殺法で反撃に転じていった。
オスカッターをキャッチされるとエルボー、短距離ラリアート、変型シットダウンパワーボムの猛攻にさらされたが、3カウントは許さない。要所要所で試合に介入していたランス・アーチャーとケイジの同士討ちを誘発し、最後はスタイルズクラッシュで3カウントを奪ってみせた。
試合後に納得がいかないケイジとアーチャーに襲撃を受ける。するとここでケニーがイスを持って登場し救出。ところがケイジ&アーチャーとにらみ合っているところに、背後から現れた竹下とフレッチャーに襲われた。
2対4の数的不利を前に、オスプレイとケニーはKOされてしまう。ドン・キャリス・ファミリー総出のストンピングとイス攻撃で痛めつけられグロッギー状態に。オスプレイはケニーを守るように覆いかぶさるのがやっとで、ドリームタッグと極悪軍団の遺恨はさらに深まる結果となった。